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伝説的ドラマ『半沢直樹』スタートから10周年 懐かしキャストたちの今

ドラマ

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香川照之

宮川一朗太

『半沢直樹』出演が転機に! 上司の腰巾着キャラを好演

■ 香川照之


 2013年版『半沢直樹』で、主役の半沢に匹敵するインパクトを残したのは、“ラスボス”大和田暁を演じた香川照之だろう。特に最終回での“土下座”はドラマ史を彩る名場面となった。そんな高い人気もあってか、香川演じる大和田常務は原作に登場しない2020年版にも再登場している。香川はその後も活躍していたが、2022年8月に週刊誌にホステスへの性加害疑惑が報道され、当時金曜の司会を担当していた『THE TIME,』(TBS系)の生放送中に謝罪。同番組とともに複数のCMも降板した。同年12月、13代目市川團十郎白猿襲名披露の歌舞伎座公演に市川中車として出演し、俳優復帰している。

■ 宮川一朗太


 2013年版の『半沢直樹』でインパクトある悪役と言えば、宮川一朗太演じる江島浩も外すことはできない。森田芳光監督の1983年公開の映画『家族ゲーム』のメインキャラクターに抜てきされたところからキャリアをスタートした宮川は、その後も数々のドラマ、映画に出演していたが、本作で演じた、銀行支店長の腰巾着で部下たちには横暴な態度を取り威張り散らすという悪役で新境地を開拓。宮川本人ものちに『半沢直樹』への出演が俳優としての転機だと語っており、以後善人から一癖も二癖もあるワルまで幅広くこなしている。

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